縦型動画の投稿ができる「YouTubeショート」は、横型動画が主流だったYouTubeで新しいサービスとして始まったものです。最大60秒までの縦型動画を、投稿する、閲覧できる機能になります。YouTubeショートカメラを使えば、スマホ一つで簡単に作成できます。YouTubeショートの特徴や縦型動画の作り方について、わかりやすく紹介していきます。
YouTubeショートとは
YouTubeショートとして投稿した動画は、専用のYouTubeショートのタブを選択すると視聴できる仕組みになっています。通常のYouTubeの動画を同じように「評価ボタン」がついているので、高評価・低評価から選択できるのも特徴です。YouTubeショートの動画は、画面全体に表示されるようになっており、下にスクロールすると次の動画に切り替わっていく仕組みになります。視聴したい動画を選択する手間も必要なくなり、興味のない動画はそのままスクロールすればスキップできる仕様です。
基本的にはクリックしない限り動画が再生されることもありません。ユーザーは気に入った動画あれば、回遊しながら最終的にチャンネルに登録する流れになります。YouTube自体がもともと幅広い世代に使われていること、利用率も高いので多くのユーザーに動画を視聴してもらえる可能性が高くなります。
YouTubeショート動画のメリット
YouTubeショート動画のメリットとして、不特定多数のユーザーに対してリーチしてくれることです。そのため、知ってもらう機会も多くチャンネル数が伸びやすい特徴があります。登録者数や再生回数など関係なく、動画を多くの人に見てもらえる可能性があります。また、2023年2月1日より正式に収益化することになりました。
条件として以下のようなものがあります。
“登録者数1000人以上であること、ショート動画の視聴回数が、直近90日間で1000万回以上もしくは、直近1年間に公開した動画の総再生回数が4000時間以上”
であれば、収益化することができます。
もちろん、オリジナリティのあるコンテンツのみと限定されています。他の人の動画をそのまま再生させるのではなく、ユーモアも踏まえつつ独自性のあるものに変えていくことが大切です。
YouTubeショート動画を作るときのポイントは
YouTubeショート動画は、さまざまな企業で活用しています。また、GoogleはYouTubeショート動画の広告配信をフルローンチしたことも発表しています。商品フィールドも表示されるようになったことで、購入を促しやすい動画広告を出せるようになりました。そのため、ユーザーの購買意欲を引き出しやすくなっています。
YouTubeショート動画を作るときに、意識してほしいポイントについて紹介します。
オープニングでいかに惹きつけるか
YouTubeショート動画を見ているユーザーにとって、興味がないと思えばどんどんスクロールし先に進んでしまいます。そのため、最初の数秒でいかに気を引かないと、動画を視聴してもらうことはできません。オープニングを見ればどんな動画がおおよそわかるような工夫をするなど、惹きつけるようにしておきましょう。
できるだけナチュラルな印象にする
YouTubeショート動画を撮影するときに、できるだけナチュラルで自然な印象になるように心がけておきましょう。どちらかというと加工をしていて不自然な動画よりも、リアルなもので自然体のほうが好まれる傾向にあります。どんな動画がよく見られているのか、一度ユーザー側の立場に立つとわかりやすいものだと思います。
まとめ
YouTubeショート動画は、YouTubeでは収益化が難しかった人でも挑戦しやすいからこそおすすめです。条件を満たせば収益化することもできますし、気軽に投稿できる良さもあります。いかに「見たい」と興味を持ってもらえる動画を配信出来ているかどうか、流行りなども取り入れつつYouTubeショート動画に挑戦してみてください。