動画を作るときに、縦型と横型のどっちにするべきか迷っている人もいるのではないでしょうか。縦型と横型それぞれにメリット・デメリットもありますし、共有するSNSや動画によっても選び方が変わってきます。縦型と横型どっちがおすすめなのか解説します。
縦型動画のメリット・デメリット
縦型動画と横型動画を決めるうえで、まず念頭に置いてほしいのが縦型動画の需要が高まっていることです。SNSでは縦型動画との相性がいいこともあり、横型動画よりも視聴時間が長いことでも知られています。縦型動画のメリット・デメリットを紹介します。
メリット1. スマホの全画面で見てもらえること
動画を見るときに、横向きにする人は全体の13%程度だと言われています。動画を視聴するときに、横向きとはわかっていても縦向きにしたまま見る人も少なくありません。ちょっとしたことではあるのですが、つい面倒くさくなってしまうことも。縦型動画になるとボタンをタップするだけですし、動画のみに集中してもらえる可能性も高まります。視聴時間を増やしたいと考えている人にとっても、たくさんのメリットが期待できます。
メリット2. タイムラインで大きく表示してもらえる
SNSのタイムラインを見るとわかりやすいのですが、縦型動画になると画面全体に表示されます。横型になると縮小された状態になってしまうので、動画に注目してもらいにくくなってしまいます。大抵の人が流し読みをしながらスクロールしていくので、他の投稿に埋もれてしまうことも少なくありません。
縦型動画になると動画も大きくなる分、興味を持ってもらいやすくなります。動画を投稿するときもアピールしていかないと注目してもらえません。
デメリットにはこんなものがあります。
- 縦型動画だと撮影しにくいケースもある(制限が多い)
- パソコンには向かずせっかくの良さが活かせない
縦型動画になると、撮影するときにもある程度制限が出てきてしまうので、初心者など動画を撮りなれていない人の場合は、使いにくさを感じてしまうかもしれません。
横型動画のメリット・デメリット
横型動画のメリットやデメリットについて紹介します。
メリット1. 差異がなく違和感を覚えにくい
人間の視界は、もともと横長にできています。日常的に世界を横で見るのが自然なのもあり縦型になると違和感を覚えてしまいます。その点、横型動画になると自然と受け入れやすく違和感もありません。すんなりと入り込むのもあり、横型動画のほうが見やすいと感じる人もいます。いろいろな撮影に対しても柔軟に対応できる点も横型動画のメリットです。
メリット2. パソコンとの相性がいい
横型動画は、スマホでは小さくなってしまいますが画面の大きなパソコンとの相性がいいことでも知られています。パソコン以外にもテレビとの相性もいいので、見るデバイスによっては、横型動画が主流になっているものもあります。縦型になると横が切れているような状態になってしまうので全画面表示はできません。横型動画だからこそ、柔軟に対応できるのは大きなメリットです。
横型動画のデメリットにはこんなものがあります。
- SNSとの相性が悪く小さく表示されてしまう
- 映る範囲が広いので背景にうつっているものを気にする必要がある
横型動画になると、複数の人数を一緒に撮影するには向いています。ただ、背景が映りすぎてしまうので、編集などの時間も必要になってしまいます。
まとめ
縦型と横型どっちにするかは、動画の使い方によっても変わってきます。パソコンやTVであれば横型ですし、SNSでは縦型のほうが相性も良くなります。そのためそれぞれのメリットやデメリットも踏まえつつ、向いている動画を選ぶようにしてください。