SNSのなかでも、国内で90%以上のシェアを誇るLINEで行う動画サービスといえば「LINE VOOM」ではないでしょうか。LINEといえばメッセージを中心としているため、動画サービスがあることを知らない人もいるかもしれません。LINE VOOMとはどのような特徴のサービスになるのか、詳しく紹介していきます。
LINE VOOMとは
LINEのなかで、タイムラインなどの動画を中心としたコンテンツにアップデートしたものがLINE VOOMになります。友達同士で動画を共有できるのではなく、あくまでもフォローした相手の動画を見られるようになります。友達の機能とは完全に独立しているものになるので、あくまでもフォローしている相手と動画を楽しむ機能になります。
LINE VOOMの動画は「おすすめ」と「フォロー中」の2種類のタブがありフォロー中は、自分でフォローしたアカウントの投稿が表示されています。おすすめのタブになると、フォローしているかどうか関係なく、コンテンツが表示されるようになります。おすすめは広告動画なども配信されています。
LINE VOOMで使える機能とは
LINE VOOMではこんな機能が使えます。
- 時間帯を決めて予約投稿に対応していること
- 写真や動画をSNSのように投稿できる
- 100種類以上のスタンプを無料で使える
- ビジネス用のアカウントだとクーポン機能が使える
- リサーチというアンケート機能を使うこともできる
- 投稿の文章のなかにURLを貼ることもできる
- 位置情報を共有することもできる
豊富な機能が利用できるのもLINE VOOMの良さです。
LINE VOOMには収益化の機能もあります。フォロワーの数が500人以上であること、投稿している動画の再生時間が50時間を超えていることが条件です。投稿動画のなかに広告を差し込むことで収益が得られる仕組みになっています。条件をクリアしているのはもちろん、ガイドラインに沿っている必要があります。
LINE VOOMを使うメリットは
LINE VOOMは、ビジネスにも使いやすい動画配信サービスです。企業のなかには「友達」を増やしたいと思いつつも、どんな施策をしたらいいのか迷っているケースも少なくありません。LINE VOOMを使うメリットにはこんなものがあります。
コミュニケーションが気軽にとれる
LINE VOOMはただ動画を配信するだけでなく、気軽にコミュニケーションがとれるのも大きなメリットです。公式アカウントのトーク機能よりも気軽に使えて、いいね!やコメント欄も使えます。ちょっとしたやりとりなら問題なくできること、ショート動画をゲーム化することもできます。コンテンツを動画化すると、ショート動画に対して反応率を上げ公式アカウントにつなげることもできます。コミュニケーションが取りやすいのも特徴です。
拡散性が高く情報を伝えやすい
LINE VOOMのなかにはおすすめタブがついています。LINEの独自のアルゴリズムによって動画がどんどん再生される仕組みになります。そのため、多くのユーザーに伝えたい質の高いコンテンツとして判断されると拡散し広がっていきます。そのため、フォロワー以外の人にも情報を伝えることができます。質の高いコンテンツの要素は公開されていませんが、いいね!の数や、コメント、シェア、再生回数や再生時間などが多いと質の高い動画として見てもらいやすくなります。おすすめに載る可能性が高くなるからこそ、積極的に投稿していくようにしましょう。
まとめ
LINE VOOMは、フォローに対して動画を配信し商品やサービスを拡散させる特徴があります。友達とは違うので、ビジネス的にも使いやすいことで知られています。動画を中心としたコンテンツを提供できること、どんなに投稿しても無料なので友達以外にもアプローチしやすいことでも知られています。動画コンテンツとの親和性もいいので、積極的に活用していくようにしましょう。