Instagramで読まれるキャプション(文章)の書き方

SNSを使った宣伝が当たり前になっている今、担当者の多くが悩んでいるのではないでしょうか。担当しているもののライティングが苦手で、何を書いたらいいね!をもらえるのかわからないと話す人も少なくありません。

特にInstagramの場合、画像がメインになるし文章なんて必要ないのでは!?と思っている人もいると思います。ただ情報を発信するのではなく、読まれる文章にするための書き方についてご紹介していきます。

目次

Instagramは画像と同様に文章も大切

Instagramのメインになるのは写真ですが、同時に一緒に載せる文章もとても重要です。Instagramでは上限2,200文字までの文字を入力できます。写真だけだと伝わりにくい商品やサービスに対して文章を添えることによって、よりその世界観を説明することにも繋がりますし、丁寧さも増しますね。

ただ写真をメインにしている以上、あまりに長すぎる文章は読みたいとは思えません。いかに限られた文章のなかで伝えられるのかがポイントになります。またInstagramで読んでもらうユーザーはどんな対象なのかによっても変わります。

例えばビジネス向けのInstagramであれば、読むユーザーはお客様だったり取引先などになると思います。そこで砕けすぎた文章にしてしまうと、逆に伝わりにくくなり満足を得ることはできません。

プライベートだったり若者向けに発信しているInstagramであれば、かしこまった文章を読みたいとは思えません。Instagramといえども、ターゲット層を明確にしたうえで適切な内容の文章を作る必要があります。まずはターゲット層をはっきりとさせることも必要です。

Instagramで読まれる文章の書き方のポイント

Instagramで読んでもらうための文章の書き方について説明していきます。

最初の十数文字でユーザーを惹き付ける

Instagramで文章を書いても残念ながら最後まで読んでもらえないことがほとんどです。写真の下に見えている文章の文字数は数十文字程度になります。それ以降の文章を読もうとすると、「続きを読む」を選択しないと進めないようになっています。

人間が1秒間のなかで読める文字の量は9~16文字程度といわれています。Instagramならではの構造からもわかるように、数十文字の中でいかに興味を持ってもらえるのかがポイントになります。小見出しのような役割をしている部分になり、続きを読みたいと思わせるためには、冒頭に何を入れるのかによってもInstagramを読んでもらえるかどうかが変わります。

結論から伝えること

Instagramの文章は全部読んでもらえないと伝えましたが、まず結論から伝えてしまったほうが「この先には何が書いてあるんだろう?」と読み進めたくなりますよね。

限られた文章のなかでユーザーを惹き付ける手法の一つとしても、まずは結論を出し惜しみすることなく伝えてしまい、もっと気になると思ってもらったときに読み進めてもらうようにしましょう。

お店で休業のお知らせなど重要なことを知らせるときも、冒頭に入れてしまったほうが見逃すこともなくなり、ユーザーに対しても親切な対応になると思います。

シーンを連想させる文章の書き方をする

読むだけでそのシーンをイメージできるような文章の書き方をするのもおすすめです。例えば「鍋レシピ」と書くよりも家族でほっこり体の芯まであたたまる鍋レシピと表現したほうが、鍋のシーンを連想できるので読みたいなと思えるはずです。

気持ちを動かす一言があるだけでも共感しやすくなりますし、興味を持ってもらいやすくなります。どんな言葉の表現をしたら伝わるのかを考え文章化するだけでも、読んでもらえるかどうかが変わるはずですよ。

最初は難しいと感じるかもしれませんが、慣れてくればイメージもしやすくなり言葉のバリエーションも広がります。

伝えたいことは3個以下におさえる

Instagramの文章に含める内容にあれもこれもと伝えたいことを詰め込んでしまいがちです。1個・2個程度ならいいかもしれませんが、3個以上になってしまうと伝えたい内容が霞んでしまいます。

せっかく読んでもらっても全部は覚えられません。そのため、必ず伝えたいことは優先順位を付けて文章内におさめるようにします。なんでも詰め込みすぎた文章は逆効果になるので、くれぐれも注意してくださいね。

Instagramには改行の機能がない

Instagramの文章には、改行する機能がついていません。作成するときの画面では改行しているように見えても文章が連なって見えてしまいます。どうしても改行をしたい場合は「.」を入れるなどして、自発的に隙間を作る必要があります。

適度な余白を入れておかないと文章が長くなればなるほど読みにくくなってしまいます。難しい専門用語は使わずに、漢字を少なく適度に絵文字を入れるなどの対策も必要になります。

まとめ

インスタで読まれる文章を書く為にも、まずはインスタの仕組みを知っておくことも大切です。写真と一緒に文章を載せることによって、商品やサービスの良さをより伝えることにも繋がります。読んでもらえる文章を心がけるようにしていきたいものですね。

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