文章を作成するうえで重要になるのが「タイトル」です。本でいえば題名、看板のような存在です。タイトルを見るだけで思わず「読んでみたいな…」と思わせるような、興味のあるものにしなくてはいけません。
SEOも意識しつつタイトルを決めるときのポイントについて解説します。
SEOを意識したタイトルを決めるときのポイントは
タイトルを決めるときに最低限覚えておきたいポイントには、どんなものがあるのでしょうか。タイトルの付け方に悩んでいる人こそ参考にしてみてくださいね。
1. タイトルは30文字~32文字程度
タイトルをつけるときに、文字数が長すぎても短すぎても理想的なタイトルとはいえません。短いとどんな内容の文章なのかが伝わりにくくなってしまいますし、長すぎてもYahooやGoogleなどの検索結果で文末が省略されてしまうこともあります。
タイトルの見栄えが悪くなるばかりではなく、何を伝えたいのかもわかりにくくなってしまいます。どうしても30文字以上でないとまとまらない場合のみ、タイトルの文字数を増やしてみてもいいと思います。このあたりは柔軟に対応するようにしてくださいね。
2. タイトルも一つの文章として考える
タイトルにキーワードを入れるのは、検索を上位に表示させるためにもクリックを誘導するためにも欠かせないことです。ただ集客したいキーワードを羅列して並べるだけでは本来伝えたい意味が伝わらなくなってしまうこともあります。
WEBでタイトルを見たときに、単語がただ並べられたものよりも、一つの文章としてさらっと読めたほうが自然に頭にも入ってきますし、思わずクリックしたくなるものですよね。
✕ 「集客・タイトル・コツ」
◯ 「集客するためのタイトルを決めるコツとは」
3. キーワードは左に寄せる
タイトルにキーワードを含ませるうえで、できるだけ左端に寄せるのをおすすめします。サイトを上位に表示させるために、一役買ってくれるのが「Googleクローラー」です。巡回しつつ、上位に表示させるサイトを探しています。
クローラーはタイトル→見出し→記事の本文を優先順位にしており、何を記事にしているのかを判断しています。そのため文章のなかで一番伝えたいことを左寄せにしていないと、思い通りの集客にもつながらなくなってしまいます。
タイトルの最初に全く関係のないキーワードを入れてしまうと集客できず、もったいないタイトルになってしまうので注意してくださいね。
4. ページの内容を凝縮したものをタイトルにする
タイトルを決めるうえで集客ばかりを意識したものでは、逆効果になることもあります。最も重視しなくてはいけないのが「ページの内容と一致しているか」どうかになります。
タイトルを読んだだけで内容を正確に想像できるタイトルを設置する必要があります。タイトルの内容とページの内容にギャップがあると、ユーザーにとっても想像していた内容と違うな…とすぐにページを離れてしまい、サイトとしての評価に繋がりません。
すぐに離脱してしまっては、そこからお問い合わせや商品の購入になりません。タイトルと中身を一致させるのは、ユーザーの期待を裏切らない為にも重要です。
5. タイトル内に同じキーワードは複数回使わない
一つのタイトル内に何度も同じキーワードを入れると検索順位が高くなるわけではありません。なかには上位を狙いたいキーワードをタイトル内に何度も入れてしまう人もいるのですが、検索エンジンからすると「スパム行為」とみなされてしまう危険性もあります。
そのため検索順位が落ちてしまったりと何もいいことがありません。タイトルをつけるうえで、どうしても複数回入れないと不自然になってしまう場合は仕方ありませんが、基本的には複数回使わないと覚えておきましょう。
6. 英語表記は使わない
タイトルをつけるときに固有名詞=会社名やお店の名前などを入れる場合もあります。ユーザーが会社名を検索したときにも上位に表示させやすくなります。ただ会社名が英語表記の場合、そのままタイトルに入れてしまうのはNGです。
日本人はただでさえ英語慣れしていない人も多いので、カタカナ表記のほうが一瞬で読みやすくなります。英語表記のほうがかっこいいからなどの理由で選びがちですが、逆効果になるので注意してくださいね。
7. 数字や感情を入れて興味を惹く
タイトルを決めるうえでユーザーの興味を惹くのは必要不可欠ですが、具体的にはどうしたらいいのか戸惑うこともあると思います。タイトルのなかに感情を含める言葉「驚き!」「びっくり」「喜ぶ」「悲報」など入れると、ぱっと目惹きますよね。
またタイトルのなかに数字が入っているとより具体的になりますし、言いたいことが伝わりやすくなります。「5選」や「3店舗」「3つのポイント」などを入れると、内容もわかりやすくなります。
まとめ
タイトルを決めるうえで覚えておくべきポイントをまとめてみました。タイトルは集客や順位を上にあげるうえでも重要です。なんとなくでタイトルをつけていないか?内容とタイトルが一致していないなんてことのないようにしていきましょう。